
2025年9月、ボカラトン空港(フロリダ州)でのEMASによる航空機拘束事例
Photo: 米国連邦航空局(FAA)
※本記事は、米国連邦航空局(FAA)が2025年9月4日に公表した情報をもとに作成しています。
2025年9月3日、米国のシカゴ・エグゼクティブ空港(イリノイ州)およびボカラトン空港(フロリダ州)において、それぞれ航空機の滑走路オーバーラン事案が発生しました。いずれの事例でも、滑走路端に設置されたEMAS(Engineered Materials Arresting System)が航空機を安全に停止させ、重大な人的被害は報告されませんでした。
シカゴではガルフストリームG150、ボカラトンではボンバルディア Challenger 300 がオーバーランしましたが、EMASが機能したことで機体は安全に停止しました。搭乗者はいずれも重傷を負わなかったと報告されています。
米国連邦航空局(FAA)のブライアン・ベッドフォード長官は、「今回の事例はEMAS技術の人命保護効果を明確に示すものだ」と述べ、航空安全向上におけるEMASの重要性を強調しています。
現在、米国では70空港に122基のEMASが設置されており、滑走路オーバーラン対策として活用されています。
出典
米国連邦航空局(FAA)「Two EMAS Systems Successfully Stop Aircraft in Separate Incidents」(2025年9月4日)
FAA記事を読む
